こうして彼女は夕暮まで畑で落ち穂を拾った。そして拾った穂を打つと、大麦は一エパほどあった。
彼女は家の事をよくかえりみ、 怠りのかてを食べることをしない。
一オメルは一エパの十分の一である。
また彼女のために束からわざと抜き落しておいて拾わせなさい。しかってはならない」。
彼女はそれを携えて町にはいり、しゅうとめにその拾ったものを見せ、かつ食べ飽きて、残して持ちかえったものを取り出して与えた。